ゔぁみゅーだとらいあんぐる

雑記帳です。ほんとうにノリと勢いだけで何でも書きます。タイトルは作った翌日に先輩につけてもらいました。

先輩と旅行へ行って体調を崩し、晩に帰ってきてユーフォ一気見した。

タイトルの通りなのだけれど、ガバガバな卒論を提出してからはや二週間。いろいろなことをしつつ、しかし考えていたことはいくつかしかなかったので、一旦まとめて年の瀬を味わいたい。自意識マンっぷりが発揮されるかもしれない。

 

初めて2日で300kmくらい走る旅行をした。車だよ。結果的に、だけど、富士山の周りをぐるっと一回まわったんだよ。後になってびっくりしたよ。

 

一緒に行ったのはぼくがすごく信頼している先輩方で、ほとんどのお世話を見てもらって楽しく過ごした。でも晩にお酒を飲んだら風邪ひいた。つらいけど治らないまま帰省です。あんまりうまく言葉にできる感じはしないけど、そこはノリと勢いで。

 

書きたいことの中心は『響け!ユーフォニアム2』の感想。具合悪いから早く寝なさいって別れた後に一気見した。毎回目に涙を溜めて見ていた気がする。ユーフォとの出会いは、「京アニだから」という理由で録りためてた1期を発掘した父がハマったことによってもたらされた。なので原作は読んでないし、劇場版は忙しくて見てません。以降、ネタバレを含むかもしれない。

 

  • まずは2期全体から、ぼやっとした感想

 

なんか大体、みぞれ・あすか・麻美子(・麗奈)が「本気になれない→本気になる」っていうプロセスが描かれているように受け取った。そういうプロセスの内側に位置づけられた久美子もそれに応じて変化していく、みたいな。

 

そのプロセスの描写によって、当たり前だけどそれぞれの生徒の背景というか「何を背負って、いまここで本気になっている/なれないでいるのか」ということが、(数人ではあるけれど)緻密に描かれている印象を受けた。言葉だけで表現されているのではなくて、仕草とか表情とかも含めてまずはそこにつながる感じがして、すごーいって感じ。ただ、作品を見るとか読むとかってそもそもそういうことじゃねって気もして、だとするとたまたまぼくがこの作品によってそういうモードに入っただけっていう感じもするんだが、いやぼくにとってはそれがすごーいのだよって話かもしれない。

 

さらにいうと、そこで描かれてる気持ちやその変化って、濃淡はともかくどこかで自分が見たことある/味わったことあるような気もして(心当たりありまくりなんだけど)、こういうことがあってもいいんだよって言われた気になった。そして同時に、まだぼくは若いのかな、なんて思ったりもする。このあたり、いくつかに限って、もうちょっと詳しく言葉にしておきたい。

 

  • あすかの描写から。

 

久美子の本心をまっすぐに伝えることで、あすかと久美子は特別な関係になったのかもしれない。けど、やっぱり麗奈と久美子のそれ(後述)とは全然違うように見える。のはなんでだろう。わかんないけど。

 

見てて思うのは、その、なにかって、部活的な何かへのコンプレックスが刺激されるよねーっていう。規模の大きい部活を途中でやめてしまったことが何回かある自分としては、なんかそこで過ごして、先輩と後輩でそういう関係になっていくっていうやつに憧れがあって。イブの夜に聞きにいった学生オーケストラでも、同じようなことが起こっているんだろうか。席を取ってくれたフルートを吹いていたあの人も、そういう中で大学生活を送ったのだろうか。なんて思ったりした。

 

特に大学受験を控えた生徒の部活をめぐる議論も、「進路につながらないならやめるべき」とか「本人がやりたいと言っているから続けさせてあげるべき」とか「迷惑かけるくらいならやめた方がいい」とか「それでも先輩と一緒にやりたい」とか、聞き飽きるくらい聞いたようなものだったけれど、でも最近職員室の方から学校を見るようになってきて、改めて同じことをぐるぐる考える。

 

  • 久美子と麗奈の不思議な関係について

 

1期では久美子が部活に本気になるプロセスが描かれていた。そのきっかけは麗奈と気持ちを合わせたことにあった。以前別の先輩(男性)少しやりあったことがあるんだけど、彼女らの関係は百合なのだろうか。その先輩は百合にしか見えない、毎回それを楽しみにしている、と言っていた気がする。

 

ちゃんと考えるなら百合ってなんだよってとこからだろう。女性同士の恋愛的な関係を百合って言えばいいんだろうか。裏返しはBL?そういうことでOK?まあいいや。少なくとも、そう断定するにはこっち側が多少想像しないと不可能なんじゃないか。本編の中で久美子は麗奈が恋人ではないって言ってるし、麗奈は滝先生ガチ恋なんでしょ。にしても、そういう想像が楽しいと言われればよくわかる。ただ、とりあえずぼくはそこに関心がないんだと思う。彼女らが恋人かどうかは置いておいて、ぼくは全然別の関係としてしか受け取れていない。

 

別に交際相手でも家族でもないけど、だから関係としては友達というべきなのかもしれないけど、個人的なことも含めて本心を素直に言えて、お互い結局は味方になれる、みたいな関係。ぼくには2人がそういう関係に見えているんですね(たぶん、このことは別に彼女らが恋愛関係にある可能性を排除しない)。どういう名前の関係なのかはわからないけど、こういう関係になったことのある人、確かにぼくにもいる気がする(顔が浮かぶ)。それってすごい特別なことな気がして、なんだか嬉しい。

 

ちょっと逸れるかもしれないけれど、みぞれの描写を見ていると、こういう曖昧な関係を求める気持ちや、さらにいうとそういう関係を裏打ちする何かが欲しいっていう感覚があるんじゃないかとも思う。それもそれですごくわかる気がする。なんか、片っぽが特別な関係だって信じ込んでて、もう片っぽはそう思ってないっていうケース、そうじゃなさそうってわかった時に拒絶された気になってすごく塞ぎ込むことも含めてありふれている気がする。

 

ふだん、ぼくはどうやってその辺のバランスをとっているんだろう。そして、どうやってそんな変な関係築き上げてきたんだろう。たぶん、恋愛みたいに明示的な契約によってではない気がするんだけど。

 

…とここまで書いて、夏のゼミ合宿のときこのことを酔いながら考えていた気がする。そういやあの人の卒論はどうなったんだろう。