ゔぁみゅーだとらいあんぐる

雑記帳です。ほんとうにノリと勢いだけで何でも書きます。タイトルは作った翌日に先輩につけてもらいました。

哲学プラクティス連絡会に参加した②

youtu.be

随分前の曲だな、という印象があって、高校の同期とかは、なんか一緒にドライブに行くと必ずこの曲をかけてくれるんだけれども、聴くたびに全然違う気持ちになるなと思う。そういう不思議な曲っていくつかあるなあ。

たしかこの曲は劇場版SAOの主題歌か何かで、劇場版SAOも同期で集まったとき一緒にディスクで見たと思うんだけど、途中からぼくがめっちゃ設定とストーリーに突っ込みまくってうるさかった&空気悪くしまくったという記憶がある。そんときはごめんなさい。でも、決定的におかしいストーリーだったと思う(何をいったかは覚えてない)。

 

 

一人で授業するときも大概そうなんだけど、いきなり直球で本題に入るっていうことができなくて、全く関係ないことを最初に持ってきてしまう*1。だからあんまり気にしないで本題を読んでください。談志曰く、「マクラが長いやつは、それだけ自分に自信がない」。なんかのマクラで言ってた。自信というか、勇気がないんです。何にだよ。

 

 

前回の続きです。前回はお昼休み前までを振り返ったのでした。

hibari-214.hatenadiary.com

 

 

◯お昼休み

製本版の機関誌に訂正用のシールを貼ったり、お昼を食べたり。

シール貼りのお手伝いをしてくださった方々、ありがとうございました。

 

 

④ブース発表

そんなことをしながら駄弁ったりなんだりしていると、同日に神戸で開催されていた「p4cかたろうかい」のネット中継が始まるという一報が入り、そちらの教室へ移動。

www.facebook.com

結局、実は音声がよく聞こえなかったので、向こうの会場にいらした方々の顔を見る儀式みたいな感じだったと思う。こちらの会場もブース発表を見るための時間ということで、教室に人が溢れていて、そんな感じだった。「p4cかたろうかい」で発表されていた何人かの方は、こちらの会場にも同じポスターを送ってくださったようで、発表内容を見ることができた。

↓みたいな感じだったらしい。そっか、こんな感じで残しておけば、お互いにこんな感じで読んで情報共有できるんだ、というか、こんな感じでいいんだ、いいよね、と思って、このエントリーも書いてみている。そのあたりが、さすが先輩なのである。

p4c-essay.hatenadiary.jp

 

話は戻って、ブース発表。といっても、ちょっと会場を歩くと、普段ほとんどお会いしない方々からもご挨拶いただくなどして、そんなこんなで話し込んでいるうちに次の枠の時間に。まさに「連絡」会というか、このとき初めてお祭りなんだなあと思った。

 

 

 

⑤盛岡千帆・ 木下真希・栗山えりか

「若手実践者、図書館司書と考える 哲学対話と絵本」

 

江戸川区にある子ども未来館という施設では、哲学対話をふくんだプログラム(哲学ゼミ、って呼んでた気がする)が、通年で毎月、登録制で続けられている*2。そこでファシリテーションなどのお手伝いを継続的にしているお二人+そこでその日の哲学対話に関係する絵本を子どもたちに毎回紹介してくださる*3司書の方によるワークショップ。どれくらいかな、30人強くらい参加者がいたような気がする。

まず、「p4cかたろうかい」で発表されていた角田将太郎さんの「こども哲学向け絵本ナンバー1はどれだ!?」の発表内容(ポスター)が共有された。絵本と子どもの思考についての理論的な考察がいくつかレビュー・整理されていた*4

次に、栗山さんセレクションの絵本3冊の概要が説明され、「この場で哲学対話する(問い出しする)ために読みたい絵本を選ぶ」よう指示があった。ちょっとどういう3冊からなんという絵本が選ばれたのか忘れてしまったけれど、とにかく多数決で1冊が選ばれた。

続いて、栗山さんによる読み聞かせがあり、それを受けて参加者による問い出し。

おそらく参加者の多くが哲学対話に慣れていたのだろう、一個問いや感想が出ると、本文に依拠してもう一回確認してみようとなったり、別の参加者に対する質問が問いとして提出されたり、かなり面白かった。時間の都合で、出された問いを選んで本格的に対話、という段階までは行けなかったのだけれど、とても楽しかった。

最後に、若手実践者(木下さん・盛岡さん)と図書館司書(栗山さん)によるミニ・トークセッションみたいなフェーズがあった。主に木下さんが栗山さんに質問するフェーズになっていたと思う(そしてそれでよかったと思う)。質問を覚えているだけ。

・今回の哲学対話はどうだったか

・子どもたち相手に普段本を勧めたり紹介したりするために選書するときと、哲学対話のために選書するときとで意識の違いはあるのか

・毎月の哲学対話の活動をどのように捉えているのか

印象的だったのは、

・アニマシオン等のワークショップをやるよりもよい感じがする

・どのようにその本(読み聞かせ)を子どもたちが受け取っているかが正直にわかるのが面白い

という主旨のことを栗山さんがおっしゃっていたこと。

全体にすごい忙しいワークショップだったので、それほど欲張らなくてもよかったのでは、と思ったりしたのだけれど、単純に哲学対話するWSが今回の連絡会にはほかになかったので、なんかよかったと思った。それから、「哲学対話に向いた絵本はどのような絵本か」のような、哲学対話を軸とした関心(角田さんの関心の方向性)を掘るのも面白そうだけど、「アニマシオンやブックトークなどの活動と哲学対話はどのように異なるのか*5」みたいな、読書教育的諸活動を軸とした関心を掘るのも、実践的に面白いかなと思いました。

 

※2018/9/3追記

上記WSを主催された木下さんがFacebookでふりかえりを投稿なさっていたので、許可を得て、共有します。もっとわかりやすいと思われます。

www.facebook.com

 

 

⑥永井里花菜(江戸川区子ども未来館の指導員)・阿部弥衣子(小学校6年生)

「小学生のわたしが考える「うそ」〜哲学対話をとおして見えたことと、その研究発表〜/2人きりの哲学研究室」

 

⑤でふれた、江戸川区子ども未来館の哲学ゼミのプログラムに参加していた阿部さんが、哲学対話で気になった「うそ」について、続きを考えてみた、ということのプレゼンテーション*6

冊子型の資料が一人一部配布され、リアクションペーパーのような感想を書く紙も渡され、さながら大学の講義をうける気分で、私は聞いていた。

『泣いた赤おに』に出てくる「うそ」の紹介・分析、嘘をつく目的が多様であることの分析、「よいうそ」「悪いうそ」の両方がありそうだということの提示、再び子ども未来館に来ている人たちと哲学対話してみたときのこと、ガリレオのように集団の圧力を受けて嘘をつく例の検討…やり方も内容も多角的に検討されたことがわかる発表だった。

泣いた赤おに|絵本ナビ : 浜田 廣介,梶山 俊夫 みんなの声・通販

60分という枠の中で半分くらいの時間が質疑に当てられたと思う。フロアに20人くらいがいて、内容に関する質問、この活動に関する質問、などなど、多くの質問があった。私は、今後進めるならどの「うそ」について考えたいですか?と質問してみた。たぶん、これ!という明確な答えは返ってこなかったのだけど、阿部さんの答えをゆっくり考える姿勢やそのときの表情が、たまらなくよかったから勝手に満足してしまった。*7

 

 

番外編:飲み会?懇親会?

 

⑥のあと、みんなで会場の現状復帰をして、流れで5323教室に全員再集合して、クロージングが永井さんからあった。

後輩たち何人かと「ご飯食べよー」みたいな話をしつつ、「みんなどっかいくのかなあ?」とかいいつつ、「じゃあ夜来香予約しちゃおう」とかいって、てきとーに18名で予約しちゃうなどして、「いきまーす!」と5323に声をかけて教室を出たら、誰もついてきてなくて(笑)*8、でも途中で自分たちより数倍の規模がある別動隊と合流して、ぼくの名前とか覚えてくれてるんだろうか、みたいに思いながら、「予約してあるんですよー」って言ったらついてきてくれて、20人弱くらいで打ち上げっぽいことができた。なんだか、お祭りである。

毎度、毎度、毎度、毎度、無茶振りな人数に対応してくれる夜来香のリンクを、感謝を込めて貼っておきます。

yeraisyan.owst.jp

普段本当にお話する機会のない方々と交流できて(最初はできなかったけれど、というか最後しかそれはできなかったのだけど)、よかったです。

 

 

全体の感想:はじめて、楽しかった

 

Twitterで述べたとおりなのである。

第二回・第三回と、「学生のための哲学カフェ連絡会」という企画の司会を依頼されるなどしていたし、特に第二回はボランティアのスタッフとして会場設営などしていたし、第三回もなんだかんだ自分の大学が会場という理由で特に依頼されたわけでもないのに会場設営などお手伝いしていて、なんかこう、運営側とも参加者ともつかない立ち位置にいる、と自分で感じていたのだと思う。

それに対して、今回はほんとにただの参加者で、それとして気軽に、なんとなく、参加することができたんだと思っている。再度断っておくと、機関誌の編集も依頼があったわけじゃなく、というか、機関誌を作ること自体、今回の編集委員4人の思いつきから始まったことだし、ほんとにほんとに、自分からやりたいといった事柄なのだ。そして、ぼくが哲学プラクティスに関して携わることの中にはこの種の事柄が少なく、今回ほとんど初めてそのように接してみて、本当に楽しくて、嬉しくてたまらなかったのだった。

ひるがえって、これまでの自分を振り返ったとき、いままでは、ツイートしたとおり、なんらかの依頼があったかどうかに関わらず「何かしないとあの場にはいさせてもらえないという気持ちだった」から、そう行動し、そう感じていたのだと、気づいたのでした。こういうこというと、「だから何も気にせず、自分のやりたいことをやればいいじゃん」っていう人がいるんだけど、何度も言ってるとおり(このブログでは初めて)そういう話じゃなくて、まさに、「依頼されたかどうかに関わらず「何かしないとあの場にはいさせてもらえないという気持ち」」でいるんだってことだから。ほんとに。言葉足らずだけど、そういう人たちにいつか伝わればいいなと思っているよ。強く。

ふらっと訪れて、なんとなく、哲学プラクティスに関わるようになって、ときにわがままに振舞ったり、具合が悪くなったりする弱いぼくを、「仲間」だ、「戦友」だ、といって受け入れてくれる人がいて、あーだこーだ言いながら面倒を見てくれる先生方・先輩方・実践者の方々がいて、連絡会で出会う人がいて、オンラインで出会う人がいて、ぼくは周りの人に恵まれているな、自分だけでは到底見えない景色を見せてもらい続けていて、ありがとうもごめんねも、尽くしきれないなと、今回の連絡会をきっかけに、書いているいまも、なんだか思っています。

 

 

そんなことを夜来香でひそかに思っていたぼくは、次の日の日本哲学ラクティス学会でお話をする人に「明日何話してほしい?」と聞かれて、ほとんど何も考えず「エモい話」と答えていたのでした。

 

今日はここまでです。

*1:と言いつつ、実はぼくの中では繋がっていて、ただ説明しても絶対理解されないな、みたいなのを持ってきてるときもあります。

*2:詳しくは下記リンクにある前期・通年プログラムのPDFを参照。詳しいことは書かれてないのだけど(おい)、当該のプログラムは「子ども哲学~思考力と対話力をみがこう~」というタイトルで、河野哲也教授が講師になっている。

子ども未来館 子どもアカデミー「ゼミ」のごあんない 江戸川区公式ホームページ

*3:よく考えなくても神業である。紹介された数々の本がスーパーのタイムセールのように貸し出されていく様子をぼくは見たことがある。

*4:ここで角田さんのポスターが共有された経緯が説明されていたか忘れたけれど、盛岡さん・木下さん・角田さんを中心に(?)クローズドの勉強会をやっていて、そこでこういう発表形態が決まったんだと思う。ぼくもある時期までは混ぜてもらっていて、角田さんが神戸の方に行くなら、どうやって成果発表しようか、って聞いた記憶がある。

*5:アニマシオンやブックトークは、対象の資料の内容へのアクセスを促し、それに依拠した活動の展開が見込まれる気がする一方で、哲学対話では「テキストからの離陸」のような、別様な活動の展開が期待されている、気がする。でもどう違うんだろう、って気もする。

*6:ゼミの修了者に対して、さらに関心を深めるための「研究室」というサービスがあるようで、その成果発表のようだった。下記リンクのピラミッドの頂点。

子ども未来館 子どもアカデミー 江戸川区公式ホームページ

*7:かくして大人は勝手である。でも、授業とか、学会とかでさえぼくは勝手にこうやって満足している時があるなと思った。なおさら大人は勝手である。なんかこう、最悪なのである。なんか、自分が嫌になる瞬間でもあった。

*8:全体にぼくがやったんじゃないんだけど